脳内出血について
脳内出血とは?
脳内出血とは、脳内部に入り込む
細い血管から出血し、
脳内に血腫を形成することです。
その原因の多くは高血圧に由来し、
これを高血圧性脳内出血と呼びます。
2〜3cm程度の小さな血腫であれば、
血圧のコントロールなどの
内科治療のみとしますが、
4〜5cmを越えるような大きな血腫では
生命に関わるため、
手術が必要になります。
脳内出血の治療方法について
手術では、頭蓋骨を開き、
脳組織を極力痛めないようにして、
血腫を直視下に除去します(開頭血腫除去術)。
出血源が見えれば凝固止血します。
また、血腫が中間的な大きさで
ある場合には、血腫の座標を計算し、
親指大の小さな骨の穴から長い管を通して
血腫を吸い出す手術を行う場合もあります
(定位的血腫吸引除去術)。
その後状態の安定を待って、
必要に応じて、
リハビリテーションを行うことになります。
開頭血腫除去術
術前
術後
定位的血腫吸引除去術
術前
術後
Second opinion
納得のいく治療方法を選択するために
セカンドオピニオンも
お気軽にご相談ください
当院ではセカンドオピニオンを
実施しております。
脳血管疾患は一旦起こしてしまうと、
後遺症(麻痺や言語障害)を残し、
普段の生活に支障をきたしていまいます。
脳卒中の家系や、お悩みがある方は、
是非一度専門医にご相談下さい。