くも膜下出血について
くも膜下出血とは?
頭痛をきたす最も怖い病気の一つが
「くも膜下出血」です。
脳の血管の一部にできた瘤(脳動脈瘤)が、
ある日突然破裂して、脳の表面に
激しい出血をきたす病気です。
一般的には
「突然、ハンマーで殴られたような
経験したことのない痛み」と表現され、
重症の場合は即死します。
最終的には3人に1人の方は亡くなります。
しかしながら、手術により再出血を防ぐと、
3人に1人の方は社会復帰されているのも
事実であり、
手術で助けられる
病気の一つでもあるのです。
良い結果を生むには、
適切な医療機関にかかり、
適切な治療を受けることが大事です。
我々は、常にその準備態勢を整えており、
可能な限りよい結果を
生むための努力を続けています。
くも膜下出血の治療症例①
- 76才 女性
- 突然の頭痛で発症
- 前交通動脈瘤破裂による
くも膜下出血が判明 - 同日、脳動脈瘤クリッピング術を施行
術前
術後
術前
術後
術後経過
- 特に問題無く経過
- 術後45日目に独歩退院
くも膜下出血の治療症例②
- 47才 男性
- 突然の頭痛、意識障害で発症
- 右中大脳動脈瘤破裂による
くも膜下出血、脳内出血が判明 - 同日緊急で脳動脈瘤クリッピング術
及び血腫除去術を施行
術前
術後
術前
術後
術後経過
- 術後意識障害が持続したが、
徐々に改善。 - 術後34日に独歩退院。
Second opinion
納得のいく治療方法を選択するために
セカンドオピニオンも
お気軽にご相談ください
当院ではセカンドオピニオンを
実施しております。
脳血管疾患は一旦起こしてしまうと、
後遺症(麻痺や言語障害)を残し、
普段の生活に支障をきたしていまいます。
脳卒中の家系や、お悩みがある方は、
是非一度専門医にご相談下さい。